キャベツ畑

大豆のミニ知識

大豆は、上質の蛋白質を含むことから、畑の肉と言われ、イソフラボンという成分をたくさん含むことが分かり、乳癌や前立腺癌を防ぐ効果が注目されている。

骨を丈夫にする働きも確認され、2001年には、特定保健用食品(特保)の成分に認定された。

大豆のイソフラボンは、栄養素ではなくて、苦味成分の一つ。
これまで、大豆から、どう取り除くかを中心に研究されていた。
それが、いろいろな研究で見方が大きく変わった。
その、きっかけは、90年に始まった、米国立癌研究所によるプロジェクト。
日本人の乳癌や、前立腺癌による死亡率が、米国人の4分の1から5分の1と、きわ めて低いのは、大豆や、大豆製品をたくさん食べているのではないかと指摘した。  2001年には、大豆イソフラボン入りのお茶と、豆乳が、厚生労働省から、骨訴 訟症の予防に効くとして、特保に認定された。

イソフラボンは、20から30種類あり、種類も含有量も豊富なのがマメ科の植物。
全植物で、見つかった9割が確認されていて、大豆は、豆科の中でも、含有量が圧倒的に多い。
大豆イソフラボンの一種の、ダイゼンインの含有量で比較すると、生の大豆は、えんどう豆や、インゲン豆の500から1000倍。黄な粉は、400倍以上。
ゆでた大豆でも、60倍以上だった。

大豆には大きく分けると、豆腐や豆乳、納豆ようの黄大豆、黒豆などの黒大豆、枝豆や黄な粉などに使われる青大豆の三種類があり、イソフラボンの含有量には、それほど差がない。

イソフラボンが、体内に吸収されるまでの時間は、食品により違い、味噌は、30分から1時間。豆腐や納豆は、6から10時間、とさまざまだけど、吸収率は、食べ方を変えても同じ。

また、イソフラボンは、女性ホルモンに似た、弱い作用を持っていて、乳癌に関係する女性ホルモンの働きをおさえると考えられている。 その他にも、女性ホルモンに伴う、いらいらや、眠気、腰痛などの月経前症候群の一部の症状に効くという報告もある。

豆乳、約1杯弱に相当する、1日40ミリグラムのイソフラボンを取った場合に、血中の神経物質、セレトニンの分泌量が増える傾向にあり、頭痛や不安感が軽くなった。
1日60ミリグラムで、骨が丈夫になる。
更年期のほてりやのぼせの改善効果があるなどの、研究報告もある。

大豆は、イソフラボンだけでなく、整腸作用のあるオリゴ糖、血中コレステロールを下げる物質の他にも、抗酸化作用がささやかれるサポニンなど、微量成分の宝庫。

大豆イソフラボン50グラムの目安。
豆腐100グラム→3分の1丁
納豆40グラム→1パック
生あげ280グラム→3分の2枚
油あげ70グラム→大2枚
豆乳125グラム→コップ1杯
きなこ20グラム→大匙2杯
味噌125グラム→味噌汁10杯

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