キャベツ畑

残り物も捨てないで、再利用。(その1)

お米のとぎ汁の洗浄効果
お米のとぎ汁に、意外な使い方があるのを知っているだろうか。
普段、無造作に捨てているとぎ汁だけど、それには、強力な洗浄効果がある。
使った食器や、お弁当缶などを浸しておくだけで、洗剤を使わなくても汚れが落ちるだけでなく、時汁を使うと、ガスレンジやガラス、冷蔵庫などの頑固な油汚れも、きれいにおちる。
また、床も磨けるし、とぎ汁だけで、洗剤を使わないので、手あれも防げる。
その他にも、容器に映ったいやなにおいも、とぎ汁で消せる。
たくあんやキムチなど、においの強い食品を容器に入れておくと、洗剤で洗ったくらいでは、においを消すことができないけど、こんな悩みも、お米のとぎ汁が解決してくれる。
とぎ汁は1回目のものを使うこと。
この中に、においの残った容器を入れて30分ほど放置すれば、においは驚くほど消えるから、試してみて。
プラスチックの容器だと、ポリ袋の中にとぎ汁を入れ、この中につけ置くと、ぽかぽか浮いて困ることがないから便利。

スパゲッティのゆで汁でも、食器が洗える
この大量のゆで汁には、スパゲッティから溶け出たでんぷんが多く含まれていて、このでんぷんが、汚れを分解してくれる。
ゆで汁が温かいうちに食器を浸けておくと、軽い油よごれなら、洗剤なしでも取れるし、ひどくよごれた食器でも、しばらくつけて置くと、あらかたのよごれは落ち、後は、少量の洗剤できれいになる。
その他の、うどんやそうめんのゆで汁も同じ効果を持っているので、ゆで汁がある時には、ぜひ試してみて。

ジャガイモの皮で、水道のじゃ口もぴかぴか
シチューやカレー、肉じゃがなど、ジャガイモ料理の後には、大量のジャガイモの皮が出るので、この皮で、台所用の洗剤代わりとしても使える。
水道のじゃ口や、鏡などをこの皮で磨くと、驚くほどピカピカになる。
これは、でんぷんの粒子が働いて、油分やくもりを除いてくれるから。
磨いた後は、水で洗い流して、からぶきすれば大丈夫。

魚貝類の残り物をアレンジ
切り身や刺身が残ったら、味噌ペーパーに包んで冷蔵庫へ。
パック入り切り身を買うと、数切残ってしまうことがあるけど、そんな時は、魚の味噌漬けを作ることをお勧め。
生魚だったら、キッチンペーパーに、みりんとお酒で伸ばした味噌を、たっぷり塗りつけて、ペーパーごと包んでしまう。
これを、ラップで包んだら、冷蔵庫へ。
この味噌ペーパーは、魚から出た水気も吸うので、このまま2日ほどおくと、おいしい魚の味噌漬けができる。
お刺身の残りも、同様にしてみて。
ただし、この味噌ペーパーについた味噌は、魚の生くささも吸収してしまっているので、再利用はしないほうが無難。
お弁当のおかずや、酒の肴にはもってこい。
しばらく食べない時は、ペーパーごと冷凍室へ入れておくと、2・3週間は大丈夫。

新鮮な魚が残ったら、自家製干物を作ってみよう
魚は、頭と腸を取り、水で汚れをさっと洗って、水気を切って、背開きで2枚におろし、醤油とみりんを合わせた汁に、2・3時間浸けておく。
好みによって、濃い塩水をまぶすだけでもいける。
魚の身がしまって、味がついたら、平たいざるに乗せ、風通しの良い日陰に置いて乾かして。
夏なら2・3時間、日差しの弱い冬なら半日程度が目安だけど、肉面を見て乾いたと思ったら、すぐ取り込んで。
後は、ラップに包んで冷蔵庫へ。
この自家製干物は、次の日に食べるのが一番おいしいけど、残ってしまったら、そのまま冷凍すれば大丈夫。
なお、平ざるで干せない時は、洗濯用の小物干を使って、尾の部分を洗濯バサミでつるしてみて。
この場合は、魚が丸まらないように、竹串を横からさし込んで止めると、乾きも早いし、形も崩れにくい。
干物が残ったら、あげてもいいし、漬けてもおいしい。
焼きたてが一番おいしい干物だけど、たくさん焼いてあまらせてしまったら、もう、どうにもならない
冷蔵庫に入れておくと、とたんに硬くなってまずくなるし、再び焼いても、水気がなくなりおいしくない。
こんな時は、油であげることをお勧め。
醤油、酒、砂糖を合わせたたれに、2時間くらい浸けこんだら、中温の油でからっとあげるだけで、いつもの干物とは違うおいしさが楽しめる。
なお、あげる時には、干物からよく汁気を取っておくことを忘れずに。
他にも、干物を細かくほぐして、醤油と酒に一晩浸けておいて、酢の物にあえたり、お茶漬けの具にしてもグッド。

魚の骨は捨てずにおいしく再利用
アジや、イワシなどの中骨は、日干しをしてから、中温であげると、カルシュームたっぷりのおやつや、酒の肴にバッチリ。
熱いうちに、海苔で巻き、塩をふったり、ショウガ醤油にしばらく浸けてから、かりかりにあげてもOK。
大きな魚の骨は、もう一度焼いてから、ミキサーなどで粉末にし、出しの素やいりごまなどと合わせて、ふりかけとしてもお勧め。

エビや小魚の頭も、酒の肴に
エビや小魚の頭は、カルシュームたっぷりでうま味も十分。捨ててしまうのはもったいない。

えびの頭は、からあげにすると、酒の肴にぴったり
キスやアジなどの頭は、よく洗った後、片栗粉をまぶし、かりかりにあげる。
これを、酢、酒、だし、醤油、砂糖、塩などで作った汁に浸け、南蛮漬けとして楽しめる。
ねぎや赤唐辛子などと共に、半日ほど浸けこめば出来上がり。

刺身に使ったイカの足と腸の料理法
イカをいっぱい丸ごと買って、刺身や煮物などに使った後、残るのが足先や腸。塩カラとして応用するのもいいけど、ペーストにすると用途も広がるので、ぜひ試してみて。
足や腸は細かく刻み、酒、醤油、塩を加え、かき混ぜながら煮る。
そこに卵黄を加えて引き続き混ぜ合わせ、汁気がなくなるまでいったら、火からおろす。
十分にさめたら、マヨネーズ、もしくは、白味噌を加えてよく混ぜて出来上がり。
パンに塗ったりご飯のおかずに。
エビがらは、おいしいスープの素。
身をむき残ったエビのからは、中国料理では立派なだしの素として活用されている。
むいたからは軽く洗って、水を入れた鍋に入れて加熱するだけ。
あくをしっかり掬い取ったら、からを取り除き、あまった野菜などを入れてスープにしたり、といだお米に入れておかゆを炊いたり。
といた卵を加えて、茶碗蒸しのきじとしても利用できる。  野菜などの再利用、次号に続く。

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