ふ し ぎ

言い方の不思議

以前から不思議に思っていたことの一つに、コーヒーに入れるミルクのことがあった。
パソコン通信を始めた頃、パソ通で知り合った、東京のメルトモに、「アウリンさんは、コーヒーは、ブラックですか、それとも・・・・?。」と聞かれたので、「フレッシュや、お砂糖も入れますよ。」と言うと、「えっ、フレッシュって、それ、何ですか?。」と、聞き返された。
フレッシュも、知らないのかと思ったけど、「フレッシュは、コーヒーに入れるミルクのことですよ。」と言うと、「聞いたこともなければ、そんなこと言ったこともない。」ということだった。
 それから、ずっと不思議に思っていたのだけど、少し前に、ある所から送ってもらっているテープの中に、そのフレッシュのことを書いた音訳の録音があった。
 それによると、関東の方では、「ミルク」とか、「クリーム」と呼ぶらしい。
広島や岐阜では、「フレッシュ」。愛知県の名古屋では、「フレッシュ」、武豊町の方では、「ミルク」と言うんだそう。

なぜ、フレッシュというようになったのだろうか。
それは、77年から、プラスティック容器入りのフレッシュを発売している、本社、大阪のメロディあんによると、たぶん、当時、「おしゃれなコーヒーフレッシュ・メロディあんミニ」と、テレビやラジオでCMを流したからではないだろうかという。その商品は、生産が間に合わないほど大ヒットしたので、関西や中、四国でしかCMを流さなかったのが、フレッシュという言い方が、全国に広まらなかった理由ではないかと・・・・。

 その他には、これらクリーム類は、乳、および、乳製品の成分企画などに関する症例の種類別分類で、クリームと、乳、または、乳製品を主要原料とする食品に分けられ、今、市販の多くは、「乳」、「または」に属し、商品名に、クリームが使えないため、クリームのイメージを出そうとして、フレッシュにしたのではないかと言っていた。

どれも、はっきりしていなくて、何だか、すっきりしない感じだけど、その他の説は、関西の旧居留地には、フランスやドイツ人が多く、濃い目のコーヒー、関東は、アメリカやイギリス人が多く、薄めのコーヒーで、クリームも、コーヒーに合うよう、西は、高脂肪、東は、低脂肪が好まれたらしい。
戦後は、脱脂乳が出回ったけど、本物ではなくて、酪農が発展し、クリームが出回った。
これが、混ぜ物なし、乳脂肪だけの本物のクリームということで、鮮度が売り物。
だから、昭和30年代頃、「フレッシュ・生クリーム」と呼ばれるようになったとか・・・・。

関西の人は、言葉を縮めることが好きで、それで、フレッシュと言うようになったらしい。
何でも縮めたがる、関西人ならでは、と言うことのよう・・・・。

トップへ 第4号メニューへ アウリン通信へ