アウリンのちょっと笑い&かなりどじ

おばあちゃんの勘違い(パソコン編

その1
うちのおばあちゃん80歳は、53歳の時に車の運転免許を取った。
それからは、孫の買い物につき合わされたり、おじいちゃんのお寺様の用事で、あちこちに連れて行ったり・・・・と。
それは、便利に暮らしていた。

アウリンも時々、おばあちゃんに乗せてもらって仕事に行くことがあった。
その日も、おばあちゃんに乗せてもらったのだけど、丁度、家で仕上げた仕事を持って行くことになっていた。
おばあちゃんは、いつもの時間より、少し早めに来たので、まだ、準備ができていなかった。
「まだ、少々早いけん、あわてることはないぞ」と言うので、「今日は、数か月分の仕事を持っていかなあいかんけん、ちょっと、待ってね。」というと、おばあちゃんは、何を勘違いしたのか、あわてて帰った。
あれ、どうしたのだろうかと思えば、外の方で、聞いたことのある車の音がしてきた。
しばらくその音が聞こえていたけど、気にも留めていなかった。

外で痺れを切らしたおばあちゃんが家の中に入ってきて、「事務所に持って行く品、おばあちゃんが積もうかねえ。」と、訳の分からないことを言いながら、パソコンの置いている部屋に入ってきた。
おばあちゃんは、その部屋を見回していたのだと思うけど、「荷物は、どこぞ。数ヶ月分の仕事を持って行くと言うけん、トラックに乗り換えて来たけん、積みほうだいじゃけん。おばあちゃんも手つどうちゃらあや・・・。と言った。

おばあちゃんは、長年縫製工場に勤めていて、数か月分の仕事と聞けば、それは大きな荷物で、ダンボールが何個もあるんだろうと思い込んでしまって、トラックに乗り換えてきたというわけ。
アウリンが、「仕事の分は、このかばんに入れてるから・・・・。」というと、おばあちゃんは、なんだか、狐につままれたような気持ちのようだった。
車の中で、そのCDを見せて、「これが、数か月分の仕事で、何十万も、何百万もするのよ。」というと、「おばあちゃんが行きよった、パソコン教室でも、フロッピーとか、CD言いよった物は、そんなに高い物かよ?。」と、またまた、ごちゃごちゃになってしまった。

その2
もう10年近く前のこと、まだ、パソコン通信をしているころ、おばあちゃんが、パソコンを置いている部屋に入ってきた。
その頃のOSは、MS-DOSの時代で、コマンド待ちの時に、リターンを押すと、「エー・コロン・エンマーク・ダイナリ (a:\>)と、パソコンから聞こえてくる。
それを聞いたおばあちゃんは、「今の時代は、すごいものよねえ。こんな小まい(小さい)機械でも、外国の人と話ができるし、向こうの人の声も聞こえるがよねえ?。」と、驚いていた。
アウリンが、「えっ!!、この機械では、話をすることはできないのよ。」というと、「さっき、機会から、えー・ここは・でんまーく・バリバリ・・・・。」と言いよったじゃないか。」そう、おばあちゃんは、エー・コロン・エンマーク・ダイナリのことを、「えーここは、デンマーク。バリバリ」と聞こえたのだった。

その3
もう一つの、おばあちゃんの不思議。それは、テレビやラジオなどで、「最近、ウイルスがはびこっていますので、ワクチンソフトを入れてください。「と、しきりに騒いでいた時期があり、それを、ずっと不思議に思っていたらしくて、ある日、「テレビで、ワクチン、ワクチン言いよるけんど、機会にワクチンを入れると、機械が湿気を持っていかんろうがや・・・?。」と、聞かれた。
そう、おばあちゃんは、パソコンの中に入れるワクチンも、予防接種の時に使う液体のものだと思い込んでいて、そんなものを機会に飲ますと、機会が湿気を持って壊れるのではないかと、ずっと心肺していたというわけ。

おまけその1
おばあちゃんくらいの年齢になると、英語の短縮語は、大半がいい加減になってきて、意味など考えないで、聞こえた通りに使ってしまうことも多い。
その良い例が、仲良しの友達なんかに、「うちの孫(アウリンの娘)も、看護婦になって、今は、集中治療室のCpUに勤めよる」と、平気で言ったりする。
これは、ICUと、CPUを間違えたのだけど、また、どうして、おばあちゃんが『CPU』という言葉を知っていたのだろうか?。

おまけその2
講演会に行かせてもらうところが、お年寄りのサークルだったりすると、想像もつかないような質問がある。
その日も、かなりの年代のサークルに行かせてもらっていた。 お話が終わり、質疑応答の時に、70代くらいのおじいさんから、「先生は、こんなお仕事をされよるのなら、もちろん、自分のインターネットも、メールも持っちょらあねえ?。」と聞かれたことがあった。

その時は、笑いをこらえるのに一苦労したけど、そこは、あいきょうで・・・・、「えー、持っていますよ。今度、見てくださいね。」と答えた。
そう、そのおじいさんは、、「先生は、こんなお仕事をされていますから、もちろん、自分のホームページも、メールアドレスも持っていますよね?。」と聞きたかったというわけ。

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