アウリンのちょっと笑い&かなりどじ

アウリンのどじ話(挨拶編)

その1
アウリンは、毎日家の用事が終わると、ボランティアを兼ね、盲導犬のバーベリーと散歩に出かける。
その日も、同じように散歩に出た。少し歩くと、いつものスーパーがある。そこで、近所のおばあさんに頼まれた買い物をしようと思い、バーベリーに「ドア」の指示を出そうとしたら、前の方から「おはようございます。今日も相変わらず暑いですね。」という若い女性の声が聞こえてきたので、アウリンも挨拶しなければと思い、「おはようございます。今年は、毎日本当に暑いですね。」と、頭を下げた。するとその女性が続けさまに、「今何時頃ですか。?」というので、「もう、10時になります。」と答えた。
そこまでならよくある会話だったが、その後の調子の悪いこと、悪いこと・・・・。
その女性、今度は、「お約束の時間は11時でしたよね。もう一箇所寄るところがありますが、時間までには行けると思いますので、今日はよろしくお願いします。」と言うではありませんか。
そう、もうお分かりでしょう?。アウリンは、自分に話かけられていると思っていたのが、実は、歩きながら携帯で話していたというわけなんだよ〜〜ん。その周りにいた人たち、笑いを我慢するのが、そらもう大変、大変・・・・。

その2
夕方暗くなって、洗濯を軒下に干していたら、前の方から足音が聞こえてきた。アウリンは、知らん振りはできないなと思い、またまたこちらから挨拶をした。
足音がますます近付いてきたので、「今晩は。今日も暑かったですね。こう毎日暑いと、本当にたまりませんねえ。今年の露は、一体いつになったら明けるのでしょうかね。」と、会釈をした。すると、返ってきた言葉は、ただのくすくす笑い。あれ、この人おかしいんじゃないのと思いながら、そのまま突っ立っていると、「お母さん何言いよるが、ぼくぜ、ぼく・・・・。」そう、アウリンがどこかのお客さんだと思い声をかけたのは、自分の息子だったと言うわけ。おかしいのは、本当はアウリンだったと言うことだよ〜〜ん。

その3
アウリンの住んでいるところは、とてもいなか。そばを通る時には、人が外に出ていたら、たいてい声をかける。その日は、とても良いお天気だった。時間は、もう4時前だったと思う。買い物をすませての帰り道。道路脇の家の人が、せっせと洗濯物を動かしていた。
アウリンは、知らん振りをして通るのもどうかと思い、大声で、「お天気がいいから、今日も気持ちよく干せましたね。」と、挨拶した。すると、「おんちゃんは、今風呂に入ったけん、洗濯物を干しよるがぜよ。」という返事が返ってきた。その時の、アウリンの調子の悪いこと、悪いこと・・・・・。やたらと、挨拶すればいいものでもないなと反省した。

おまけ
それは、数年前のこと。市内のスーパーの玄関近くで、知り合いと待ち合わせをしていた。時間になっても、相手はいっこうに現れない。アウリンは、いらいらして周りをきょろきょろしていた。
すると、前の方から息を切らして走ってくる足音が聞こえた。あー、やっと来た来たと思い、かばんを肩にかけなおしていると、「ごめん、ごめん、遅くなって・・・・。」と言いながら近付いてきたので、「約束の時間間違えたのかと思ったよ。」というと、「あら、この方どなた。?」と言うではありませんか。
そう、その人が声をかけていたのは、アウリンの丁度後ろにいる人だった。それにしても、よくまあ、似た声の人もいるものだよなあ。知り合いが、約束の時間に来なかったばっかりに、アウリンは、またまた大恥をかいてしまったというわけだよ〜〜ん。
けど、これらって目が見えないからというだけじゃないのかも知れないなあ。やっぱり、土佐の八斤が、アウリンのどじに拍車をかけていることは間違いなさそう。

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