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冷え性対策と予防

冷房の効き過ぎや、ストレスなどによって、夏でも冷え性を訴える人が増えているようです。
そもそも、冷え性とは、どんな症状をいうのだろうか。
ほとんどの人は、病気だという認識をしていないかも知れないが、症状としては、自覚症状が中心になって、普通の人は寒いと感じないような温度の中でも、手や足、腰など、体の1部、あるいは全身が冷えて苦痛だと感じるようなものを冷え性と言う。
その上、冷え性は、冷えを感じるだけでなく、冷えとは関係のないような症状とも繋がっていることが多く、頭痛や生理痛。それから、関節痛やお腹が痛いというような痛みと冷えというのも非常に関係している。。また、全く反対のような 火照りとかのぼせといった症状が、冷えと関係していることがあり、疲れやすいとか、何となくやる気が出ない、肩が凝る、目まいがするなど、いろいろなものと関係していることが多い。
生理痛などの場合は、腰を暖めると痛みが軽減されることがあるが、冷え性が他の病気を引き起こすこともあり、冷えると悪くなったり、冷えを除くこと2よって良くなる病気と言うのもある。
例えば、喘息や慢性関節リュウマチ。あるいは、花粉症のようなアレルギー性鼻炎なども関係があり、意外なところでは、アトピー性皮膚炎などで顔などは炎症で赤くなっているのに、手足は冷えているという人も多い。
しかし、冷え性は、日頃のちょっとした心がけで解消できるが、一つ注意しなければならないことは、冷えだと思っていると、実は、大本に大きな病気が隠れていることもある。

一言で冷えと言っても、甲状腺の働きが悪いとか、あるいは、貧血や心臓の病気などが隠れている場合があり、そのような場合は、躊躇しないで医師に相談するのが大切になってくる。
冷え性を進行させないためには、特に冷える部分を暖かくするということの他にも、睡眠も大切な役割を果たしている。
体は、横になったり栄養を取ることで休めることもできるが、脳を休めるには、睡眠だけしかなく、良い睡眠を取ると言うことは、冷え性と直結している。
冷えの原因の中には、自律神経のバランスが悪くなり、それによって、血管が閉まったまま2なるので、血液の必要な量が隅々まで行き渡らないこともある。
睡眠中には、自律神経の働きを整えることも行われ、他にも、免疫力も良い睡眠を取ることで高まり、風邪などもひきにくくなり、質の良い眠りは、冷えの解消に繋がることも多い。
それから、寝る前の入浴も効果的で、最近の若者は、お風呂に入らずシャワーですませてしまうことが多いが、お風呂には、シャワーでは得られないいろいろな効果があり、特に、寝る前に38℃から40℃くらいのぬるめのお湯で、時間をかけて温まることが、血液の循環を良くし、自律神経の交感神経の働きを抑えて安眠を誘ってくれる。

冷え性の原因に、基礎代謝の低下や、血液の循環が悪くなるということの他に、もう一つの大きな原因として、熱そのものを作る力が落ちるということがある。
熱を作る大本は、食べることで、1日の活動エネルギーの約6割は、筋肉に蓄えられたグルココルチコイドによって産み出されていて、その筋肉が落ちるということは、基礎代謝が落ちることで、冷えやすい体になるということになる。
特に、中高年の方で食事の量が増えた訳でもないのに、なんとなく最近太ってきたという場合は、基礎代謝が落ちているので、同じ量を食べていても必要のないカロリーは、蓄積のほうに回されてしまい、そのために、太ってしまう。

それを解消するために、食事を制限することは、熱源を制限することになり、それよりも、運動する方が筋肉がつき、熱をたくさん作れる体になる上に、余分な脂肪が取れることになる。とはいえ、普段からあまり運動をしていない人が、急に激しい運動をすると、筋肉を痛めることがあるので注意が必要で、入浴後の体が温まっている時に、ストレッチをするのも良い。
それと、マッサージには、リラックス効果の他に、血行を良くしたり、特に、足は血行の悪くなるところで、マッサージは冷え性には非常に有効。
特に冷え性に有効なマッサージの一つに、オイルを使ったマッサージで、摩擦を加えていくと、即効的な効果がある。

冷え性を緩和する食事
中国では、古来から病気になるのも、治すのも食事次第と言われているように、食べ物の中には、体を冷やすものと、暖める物があり、一般的に、冬は旬の物や土の中で育つ根菜類、しょうがやしそなどの薬味。そして、さんしょや唐辛子といった香辛料の多くは、体を温めると言われている。
 それに対して、夏が旬なトマトやきゅうり、生鮮加工品などは、体を冷やすとされ、果物では、バナナやマンゴーのように熱帯でとれる物が、体を冷やす作用が強いと言われている。

これらのほとんどは、古くから中国で言われている経験に基づくもので、唐辛子のカプサイシンのように、現代医学的にも代謝を高めるということが照明されているものもある。

食事は、冬だからと言って体を温める物ばかりを食べると良いと言うわけでもなく、また、体が冷える食材は、冬には悪いと言う分けではなくて、それらには、鎮静作用もあり、冷やすものと温めるものとのバランスが大切。

豆腐は、体を冷やす方に分類されているが、良質のたんぱく質を含み、とても体に良く、豆腐を食べる時には、ねぎやしょうがなどの薬味をつけることで、冷やすものと、温めるものとのバランスを取っている。
その上、寒い季節には、豆腐も湯豆腐にして食べることも多く、更に、体を温めてくれる。

心配なのは、ダイエットのために、食事の量を減らしている方。
コのような方の中には、非常に強い冷えの方が多く、特に、抜いてしまいがちな朝食が大事。
朝は、体温や代謝が低く、まだ眠ったような状態なので、それを起こして活動性を高めるためには、何か温かい一品を取ることが大切になってくる。
その上、水分の取り方にも注意が必要で、必要以上に水分を取らないということが大事で、冷え性の方の水分補給には、温かい飲みものを選ぶことも大切。

漢方薬も効果的。
冷え性には、何と言っても日常生活が大事で、良い日常生活を送るための漢方薬があり、頑固な冷え性を治めるためにも効果が高い。

冷えのタイプを大まかに分類すると、新陳代謝が落ちて疲れやすいとか、寒がりで風邪をひきやすい、胃が弱くてなかなか食べられないというような場合には、人参湯や、下痢をしやすくて食べても、なかなか太れない場合には、ジュウゼンタイ湯やシンブ湯という補うような物を使う。また、顔色が悪いとか、血液の循環が悪くて冷えが起きている場合や、痔があったり、下血があるとか、指先が荒れやすいというような場合には、とうきヒャクヤクサンや、トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウという、とても長い名前の漢方薬だが、血液の流れを良くするものを使う。
それから、体がむくみやすい冷えのタイプには、ボウイオウギ湯や、リョウキョウジツカン湯を使う。
それから、ストレスが冷えの原因になっているような場合や、眠れないことが多い、いらいらしたり、怒りっぽいというような場合には、ハンゲコウボク湯や、ヨッカンサンや、コウソサンなどの漢方薬を使うと効果が高い。
その他にも、鍼や、お灸も効果があり、特に、お灸の場合はつぼを教えてもらうと、市販されているものを使うことで、自分でもできる。

冷性の解消法は、じっくり時間をかけることが大切で、全ての方法を完璧にこなそうと思わず、心のゆとりを持ち、できることから始めること。

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