ふしぎ

酔っ払いは、ださい? 

最近の若いやつは、付き合いが悪いという声を聞くけど、それは、どうして?
それには、笑えない現実がありそう・・・。

最近、酔いつぶれる若者が、めっきり減ったのは、なぜ・・・。
数年前までは、サークルなどの宴会が多く、一気飲みが当たり前だったのが、最近では、宴会が減り、少人数のグループや、合コンで騒がずに飲む姿が目立つと言う。

それって、飲み方が、おとなしくなっただけ・・・? 
酒を飲む、若者自体も減っている・・・?
特に、男性は、ほぼ一貫して右肩下がりだとか。
若者の酒離れだけが原因ではないが、酒税額は、減少の一途をたどり、居酒屋や、ビアホールなどでも、92年をピークに、2割小さくなった。

若者をターゲットにした酒は、ことごとく撤退に追い込まれたが、一方で、若者を意識したわけではない、麦芽100%の本格ビール(ハートランド87年)は生き残り、じわじわ人気を広げているそう。

最近の若者の多くは、酒を『大人への背伸びアイテム』と認識しつつ、必要不可欠とは思っていないらしい。若者向けを前面に出すと、当の若者は、初心者扱いされたようで、気分が悪いのだと。

最近の多くの若者たちは、縦社会に組み込まれるのを避けがちで、女性が主導権を握る、横社会に心地よさを感じるとか。

そもそも、若者の酒離れは、なぜおきたの・・・?
大きな影響を与えられたと考えられるのは、長く続いた不景気だとか・・・。
20代で、昨年より生活が向上したと答えた人の割合が、90年に、+6%、96年に、+5.1%だったのに対して、2002年には、−6.8%と逆転してしまった。
就職せず、フリーターになる若者も増える一方だとか。

収入が減る一方、携帯電話や、インターネット、ゲーム・・・など、娯楽は多様になり、酒への出費は、減らざるえなくなった。単純な金銭問題より、彼らの行動様式と、価値観の変化を重く感じる。
それと、酒の三つの効用を、必要としなくなったという専門かもいる。
三つの効用とは
1.仲間との連帯感を深められる。
2.自分を忘れてばかになれる。
3.ストレスを発散して、リフレッシュできる。
 1は、携帯電話や、メールの普及で、人間関係が広く浅くなったこと。
2は、ネット仮想空間の発達で、酒の力を借りなくてもばかになれるということが理由という。
3は、奥が深い。酒を飲んで、日ごろの溜飲を下げられるのは、経済が右肩上がりの年功序列社会で、今を耐えれば、将来は良いことがあると思えたからだとか。

それが、今では通用しない。こうなれば、会社などの縦社会のストレスに耐える気もなくなるし、逆に、酒を飲んだところで、ストレスは解消されず、リフレッシュにもならないという、若者が多いからだとか。

それと、酒離れの背景に、若者ならではの純粋さもあると言う。
彼らが、むちゃ飲みして、酔っ払いにならないのは、酔っ払いを、『ださい』と思っているからで、影で上司の悪口を言って、うさを晴らすような姿が、目前の障害に正面から向き合わず、逃げているように映り、彼らなりに、逃げないようにしたら、結果的に酒離れになったのではないか・・・と。

それと、もう一つの不思議は、『チュウハイ』の表示があるのに、原材料表示の、どこにもショウチュウの表示がないのは、どうして・・・? 

成分表示を見ても、原材料は、グレープフルーツ加重、ウオッカ、糖類とある。
お店で、いろいろな会社の商品も見たけど、ショウチュウ割りは一種だけ・・・。
ショウチュウハイボールが、チュウハイだと思っていたのに、ショウチュウは、全く入っていない。どうしてなの・・・?

それでも、チュウハイと書かれたカン、正しい表示と言えるの・・・?

チュウハイの定義
広辞苑では、ショウチュウハイボールの略。 ショウチュウを、炭酸水で割った飲み物。
現代用語の基礎知識では、ショウチュウのハイボール。 それに似たアルコール飲料となっていて、例として、ウオッカを使った『キリンチュウハイ』を上げている。

チュウハイという表示で問題ないの・・・?
酒業界としての定義はないそう。
カンチュウハイノ証票は、『タカラ酒造』がとっているけど、チュウハイは、一般的な名称なので、登録証票をとることもできない。酒税法には、チュウハイという定義はなく、リキュール類として課税されている。

どうして、ウオッカなの・・・?
それは、果汁のフレッシュな味を生かすため。

ショウチュウは、素材の風味がわずかながら残っているけど、ウオッカは、穀物を発酵させて蒸留した後、白樺の活性炭で濾過するため、酒の個性に当たる風味なども少なく、果汁の味が生かせる。
それにしても、これまでショウチュウ入りハイボールだと思って飲んでいたチュウハイが、ウオッカ入りだったとは・・・。

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