うなぎの栄養価は、何と言っても豊富な蛋白質です。
そして、EPA(エイコサペンタエンサン)、DHA(ドコサヘキサエンサン)を含んだ脂質、さらに、ビタミンAやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE、その上、カルシュウムや燐、鉄ナどのミネラル成分も豊かで、まさに、栄養の宝庫と言われています。
中でも、ビタミンAは、カバ焼き1人前で1日に必要な量の3倍も取れるという抜群のビタミンAの供給源です。
ビタミンAは、粘膜や皮膚の強化をしてくれると共に、風邪の予防や免疫力を高め、細菌や、ウイルスに対する抵抗力が強く、細胞を保護して、癌細胞の分裂をおさえる作用があります。
また、うなぎの表面にあるぬるぬるは、糖と蛋白質がいっしょになった無効多糖類と言う物質で、これが、弱った胃腸の粘膜を優しく保護して、消化吸収を助けてくれるという、まさに、うなぎは、ボディーガードのような存在です。