もやしは、豆類の種子を発芽させて育てたものです。
アミノ酸のバランスが良く、良質の蛋白質が消化しやすい形で含まれています。
発芽すると、豆の時にはないビタミンＣ、澱粉分解酵素のアミラーゼなどができます。
さらに、ビタミンＢ群を中心とするビタミン群、カルシューム、鉄分、カリュームなどのミネラルを含み、栄養価の高い食材と言えます。
もやしの特徴と言える栄養素は、ビタミンＣと食物繊維、アミラーゼです。
特に、ビタミンＣは、豆の状態では含まれていませんが、もやしになることで作られます。
ビタミンＣは、粘膜の免疫力を高め、風邪のウイルスに対しても効果的です。
その上、もやしは食物繊維も多く含み、便秘の解消や、コレステロールを排泄して、動脈硬化の予防にも繋がります。
もやしは、低エネルギーですから、肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防に有効です。
アミラーゼは、澱粉の消化を助ける働きがありますので、弱った胃腸に優しく働いて、健康な状態にすると共に、食欲を回復させてくれますので、疲労時のパワーアップ、スタミナ源としても一役かってくれます。
もやしは、畑での栽培とは違い水だけで栽培しますので、農薬は全く使っていないと言う安心感が持てます。
もやしは、値段が安いのに栄養価は高く、カロリーは低く、体にも財布にもうれしい食材です。