コーヒーの由来には、いろいろな説がありますが、1番古い説では、6世紀頃にエチオピアでコーヒーの実を食べると元気になると言うことが発見されたと言う記録があります。
他には、13世紀に、イスラム教徒の僧侶の間で、薬として利用されていたと言う記録があります。
その後、イスラム教がヨーロッパに広まって行った時に、コーヒーも一緒に運ばれて行ったのですが、運搬に便利なようにと乾燥させるようになりました。
それまでは、生の赤い実のままで食べていたのですが、なぜ、火で煎るようになったのかについても諸説あり、1つには、山火事でコーヒーの木も一緒に焼けてしまい、その時、焼けた実が香ばしい香りがしていたという説と、貯蔵していた倉庫が家事で焼けてしまった時、その香りが良かったとか、また、偶然火の中に入れたら、非常においしそうないおいがしたなど、いろいろな説があるようです。
しかし、コの頃は煎ったといっても、煎ったまま煎じたシンプルなものだったのですが、その後、細かく砕いてから煎じるようになり、さらに、かすを沈めて、上澄みだけを飲むという飲み方が、トルココーヒーと呼ばれて、現在に伝わっている飲み方だと言われています。
ちなみに、日本には、1609年平戸にオランダ商館ができて、その時にコーヒーが伝わったと言われています。