カレイを一言で言うと、高蛋白で低脂肪、低カロリーの食品と言えます。
特に、消化の良い良質な蛋白質が、100グラム中約20グラムもあり、これに対して、脂肪はわずか2グラム程度ですから、まさに、高蛋白で低カロリーのヘルシー食材です。
胃弱の人や、体力が低下している、疲れて痩せていると言うような人には、ピッタリの食材と言えます。
さらに、細胞と細胞を繋ぎ合わせるコラーゲンを豊富に含んでいますので、肌に潤いを与え、肌の若さを保ち、健やかな肌が得られると言うことが評価されています。
もう一つは、これもアミノ酸ですが、タウリンを含んでいますので、これが、コレステロール値を下げ、血圧も下げてくれますので、心臓機能を強化する働きも期待できます。
その他、カレイは椎茸やにんじんなどと一緒に食べると、肝臓障害の改善や、糖尿病の予防に効果があります。
特に、にんじんに含まれるベータカロテンと、椎茸に含まれるレンチナンと言う成分が、疲労を回復させて肝臓の機能を増強させてくれます。
他には、イライラやストレスを和らげるビタミンB1、それから、老化を防ぎ細胞の再生を促すビタミンB2、さらに、カルシュウムの吸収を助けて骨や歯を守るビタミンd、そして、味覚や嗅覚を正常に保つという亜鉛も含んでおります。
カレイの縁側と呼ばれる部分には、コラーゲンが豊富ですから、女性が期待する美肌効果や、肌の疲れを快復して、みずみずしさが得られます。
ただし、コラーゲンは水に溶ける性質がありますので、味付けは薄味にして、煮汁ごと食べるか、煮こごりにして食べることが大切です。