イカの種類にもいろいろありますが、やはり、１年を通じて人気が高いのは、スルメイカや、アオリイカではなイカと思います。
イカは、蛋白質が上質で、栄養価が高いと言われますが、脂質が少ないため、エネルギー制限を必要とするダイエット、糖尿病、心臓病といった人にはお勧めの食材と言えます。
また、アミノ酸の中でも、タウリンが多く含まれていますので、タウリンは、血中のコレステロール値を下げて、血圧を正常に保ち、中性脂肪を少なくすると言われていますので、動脈硬化や高脂血漿、心臓病などの生活習慣病の予防に効果的です。
その他にもイカには亜鉛やナイアシン、ビタミンＢ２など、ビタミンやミネラルを含み、バランスの良い食品と言えます。
しかし、食べ過ぎると蕁麻疹が出たり、胃痛や腹痛を起こすことがありますし、ホタルイカなどは、プリン体を多く含んでおり、痛風や血中の尿酸値が高い人は食べ過ぎないように注意が必要です。
イカの見分け方ですが、やはり、体が透き通っていると言うことが重要です。
それから、触ると縮むのは新鮮な証拠ですが、白っぽく見えるのは鮮度が落ちている証拠ですから注意が必要です。
新鮮な物は、グリチンやアラニンなどのアミノ酸系の甘味がたっぷり感じられますので、色が透き通っていることと、触って縮むことが、鮮度をを見分けるポイントです。