羊肉と言えば、ジンギスカンのイメージがありますが、皆様はどうでしょうか?
羊肉が人気が出てきた理由の１つには、冷え性の女性に効果的で有効な食品と言われるようになりました。
栄養面から見て、良質の蛋白質や脂質、ビタミン、ミネラルのバランスが非常に良いと言うことです。
特に、ビタミンＢ群、ナイアシン、鉄ですが、ビタミンＢ群は、糖質や蛋白質、脂質に働きかけて、効率良くエネルギーを発生させますので、体や脳に十分な形で栄養を与えてくれます。
そして、ナイアシンも、同じくビタミンＢ群の仲間で、糖質や脂質に働きかけて血行を良くしてくれるだけでなく、二日酔にも非常に効果があると言われています。
また、鉄は、ご承知のように貧血の予防、改善に極めて有効的だと言うことです。
これらの栄養素が、上手に総合力を発揮して体を温め、胃腸を整え、さらに、腹痛や下痢に有効と言うことです。
このようなことから、羊肉は、気力を増し、血を増やし、弱った体を丈夫にして、冷え性にも効果を発揮してくれるため、最近特に注目されて、若い女性が羊肉を支持しているのではないかと思います。
店頭では、ラムやマトンと言って売られていて、両方とも羊の肉であることに変わりませんが、ラムは、ちち離れした生後１年未満の子羊の肉のことを言い、１年以上経った羊の肉をマトンと呼んでいます。
マトンになると、肉も固くなり、羊独特の臭いもありますので、一般的には、ラムの方が柔らかくて食べやすいと言われています。