食べ物に関すること
牛肉


 牛肉には、蛋白質や脂質、ミネラル、ビタミンがバランス良く含まれています。
それらの蛋白質や鉄、亜鉛の3つに関して簡単にお話します。
牛肉は、特に必須アミノ酸の組成が非常に良く、良質の蛋白質の摂取源ですから、体作り、体力維持には不可欠です。<

 それから、蛋白質のアミノ酸の組成が、人の筋肉に近いということから消化吸収が優れていますし、牛肉には、体を温めてくれる効果が非常に強いですから、冷え性に良いことも含めて、胃腸の冷えから来る消化不良や、下痢、食欲不振に効果的です。
鉄分に関しては、赤血球の形成や疲労回復、特に、消化の良いヘム鉄を含んでいることから、ビタミンCを多く含む緑黄色野菜と一緒に調理すると、吸収率が高まり、貧血防止には大きな見方になってくれます。
また牛肉は亜鉛も多く含んでいますので、味覚を正常に保ってくれます。
これらの3つが、牛肉の栄養的な大きな特徴です。

 しかし、牛肉は、部位によって栄養的に大きな違いがあります。
脂肪分やコレステロールが多いのが、バラ肉やロース、サーロインなどです。
逆に、低脂肪で高蛋白というところは、ヒレやもも肉で、特に、ヒレ肉は鉄分が多く含まれているという特徴を持っています。
それから、スネ肉はコラーゲンが多く、血管を丈夫にしてくれますし、皮膚の健康や肌を若々しく再生してくれます。
特に、脂肪が多くコレステロールが気になると言う人は、部位をよく選ぶことが大切です。



 食べ物に関すること トップにもどる