食べ物に関すること
ブロッコリー


  ブロッコリーは、色が違うだけで形がカリフラワーに似ている野菜ですが、どちらも、アブラナ科の仲間でキャベツから改良された品種です。
ブロッコリーは、花のつぼみが緑で、カリフラワーが白ですが、ブロッコリーの方が、人気度も栄養価も高いようです。
ブロッコリーの大きな特徴は、やはり、ビタミンcが豊富なことです。
ビタミンcの代表と言うと、レモンやほうれん草、ジャガイモなどが上げられますが、これ等よりも、ビタミンcの量を多く含んでいることが魅力です。

 ビタミンcは、体の細胞を作り出すコラーゲンの合成を活発にすることや、染みやそばかすなどの色素沈着を防ぐのに役立ちますから、美肌作りに最適な野菜と言えます。
それから、ブロッコリーは抗酸化作用を持っていますから、血液を浄化して、動脈硬化の予防につながり、血管障害の予防になります。

 もう一つの特徴は、カロテン(体内でビタミンaに変わる栄養素)を多く含んでいますので、皮膚や粘膜の抵抗力を強めてくれ、風邪などの感染を防いでくれます。
さらに、ビタミンcとの組み合わせで、癌の予防にも効果があると言われています。
 アブラナ科の野菜には、硫黄化合物のイソチオチオナーソと言う物質や、インドール物質があり、これが、活性酸素を抑制する働きが非常に大きいのです。
その他にも、様々な実験の結果、特に、ブロッコリーには発癌を抑制する効果が大きいことが分かってきました。



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