甘酒の原料も、お酒と同じですが、基本的な作り方は、アルコールを含みませんので、酒税法では酒類ではありません。
甘酒にも2種類あり、1つは麹から作る甘酒で、もう1つは、酒粕を溶かして作る甘酒です。
麹から作る甘酒は、麹とご飯、水をそれぞれ2対2対1の割合で混ぜて、55℃〜60℃ほどで、丁度こたつの中の温度くらいの温度で10時間ほど温めます。
麹は、米屋さんか薬局に行くと買うことができます。
酒粕を使う場合は、酒粕を水で溶かしますが、ほとんど甘みがありませんので、砂糖や好みで蜂蜜などを加えて、それを沸騰させて作ります。
酒粕には、アルコールが含まれていますので、沸騰させるとアルコールが飛んで良いと言う方もいると思いますが、それでも、全くアルコールに弱い方や子どもには、沢山飲ませない方が良いと思います。
飲み方は、甘味を引き立てるために、少量の塩を入れたり、おろしたショウガを入れて飲むのが一般的です。
しるこを作る時に、砂糖の代わりに甘酒を入れるのもおいしいものですし、暖かい部屋で飲む時は、冷たい甘酒も美味ですが、この時、レモンを入れて飲むと、とてもさわやかです。