クリスマスと言う言葉ですが、これは何語でしょうか。
英語では「XMas」と書きますが、その意味は、キリストのミサと言うことで、Masとはミサのことです。
イエスキリストを称える儀式なのです。
ところで、XMasと書いて、なぜクリスマスと読むのでしょうか。
これは、ギリシャ語から来ているからです。
ギリシャ語で、Xrispos(ハリストス)なので、そのXを取って、XMasとなったと言われています。
次に、なぜ12月25日になったのかですが、一般的には、キリストの誕生日と言っているのですが、実は、キリストの誕生日は1月二日とか、4月18日だとか、いろんな説があって、12月25日と言う訳ではないらしいのです。
12月25日になった訳は、紀元366年に、ローマ帝国で12月25日に決めたのです。
その理由は、その頃のローマの暦で丁度12月25日が冬至だったのです。
冬至は、1番日が短いので次の日からは日が長くなると言うことで、これは、キリストの復活にぴったりだとしたのだそうです。
今度は、クリスマスにはつきもののサンタクロースとは、一体何かと言うことですが、これは、実際に4世紀にトルコにいた聖人で、セントニコラスと言う人がモデル2なっていることは、皆様ご存じの通りですが、ところが、トルコと言うのは、雪が降るのは高い山だけですし、もともとトナカイもいません。
では、なぜトナカイに引かせたソリでやって来るのでしょうか。
1823年に、アメリカで新学者が、クリスマスの前夜と言う詞を発表したのですが、その中に、トナカイに引かせたソリでやってくると言うようなことを書いたのです。
それが世の中に受けて、それ以来、サンタクロースは、トナカイのソリに乗って、雪の中を飛んでくると言うことになったのです。
これは、あくまでも1つの説で、クリスマスやサンタクロースの考え方は、あなた自身の空想の世界が一番素敵ではないかと思います。