コルクは、何でできているのでしょうか?
コルクには2種類あり、天然コルクと、圧縮コルクと言って天然コルクを砕いたものを固めて作ったものがあります。
コルクは、昔から卓球(ピンポン)の木のラケットに張って使ったり、その他にもいろいろなところに使われてきました。
中でも、ワインの栓に使われていることは誰もがご存知ではないかと思います。
天然コルクは、ブナ科小楢属の常緑樹で、木の皮の部分そのものです。
ワインの栓は、その皮を乾燥させて煮沸した後、丸く打ち抜いて作ったものです。
コルク樫は、普通の樹木のような堅い木材とは異なり、気体を含んだ細かい細胞でできており弾力性があります。
コルク樫の寿命は、200年もあると言われ、100年ほどは、9年〜10年の周期で皮を取ることができます。
コルクは地中海沿岸地方の特産物で、ポルトガルとスペインで、世界の80パーセントが作られています。
ワインのコルクをよく見ると、ブドウの取れた年号や会社の建物の形が刻印されているものもあり、取っておくと記念になるのではないかと思います。
また、栓を立てに半分に切ると、おしゃれな箸置きにもなりますので、いろいろと工夫するのも楽しいのではないかと思います。