頬紅を塗ると言う化粧法が流行ったのは、奈良時代と言われています。
天平美人(てんぴょうびじん)の名で知られるように、当時は、頬が赤くて、豊満な女性が美女と言われていました。
この習慣は、どこで生まれたかと言いますと、ごの時代の中国です。
ある日、ある婦人が頬にけがをして医者に行きました。
医者でもらった薬が肌に合わなくて、傷跡が赤いアザのようになってしまったのです。
女性は、ガッカリしていましたが、ところが、以外に色っぽいと男性には評判になったのです。
すると、女性たちの間で、頬を赤く染めると言うのが大流行したのです。
これが、奈良時代に日本に渡って来たのだそうです。