日の出とは、地平線から太陽が姿を現した瞬間を言い、日の入りとは、太陽の姿が地平線に全部隠れた瞬間を言います。
日本で一番早く日の出が見られるのは、父島(小笠原諸島)です。
父島では、元旦の午前6時20分頃に、初日の出が見られます。
そして、本州で1番早く見られる場所は富士山の頂上で午前6時44分頃です。
次に、千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)で午前6時46分頃です。
東京は6時50分頃、新潟が6時59分頃、そして、札幌が7時6分頃、沖縄県の那覇が7時16分頃、福岡が7時22分頃、沖縄県の石垣島の7時26分頃となっています。
どうして、日の出の時刻にこのような差ができるのかですが、太陽は、南の方向から昇って来るためです。
東京では、日の出と日の入りを決めるのは、北緯35度39分16秒、東経139度44分40.9秒です。
住所で言うと、東京都港区麻布台2の1です。
この住所には、現在ロシア大使館が建っていますが、その昔、国立天文台があった場所です。
昔は、この場所で観測をしていましたので、そのまま観測点を残したのです。
そして、その天文台は、現在は東京の三鷹市にあります。