その他の雑学
ダイエットビール


 最近、ダイエットビールということをよく聞きますが、何を減らしてカロリーを下げているのでしょうか?
ビールや、発泡酒のカロリーは、アルコールと糖分に依頼しています。
簡単に言うと、2つの成分を減らすことによって、カロリーを下げることができるのです。

 成分の減らし方ですが、いろいろな方法があり、ビールや発泡酒の製造工程で、よく使う原料の麦芽に含まれる澱粉を糖分に換えます。
その段階でできる、ドロドロした麦のジュースのような物には、豊富な糖分が含まれています。
その糖分を酵母菌が食べて、分解スルときにできるのが、アルコールです。
しかし、それでもその糖分を酵母菌が食べきれずに残った物や、消化しきれなかった糖分があり、これらが、ビールの中に残ることになります。
これらは、味わいにも影響します。

 残った糖分を、いろいろな方法で減らすのですが、それがダイエットビールと言われるものです。
とはいえ、糖分が減っても、アルコール分が多ければ、総カロリーは下がりませんから、そのカロリーを下げると言う方法も、各社のノウハウになっているようです。
また、原料に、等価スターチを使う場合もあって、これも、糖質の少ない物を選ぶとか、最初から、普通のビールを造って、できた上で、アルコール度を下げると言う方法もあります。

 このように、ダイエットビールの製造方法には、いろいろな方法があります。
同じダイエットビールや、発泡酒でも、アルコール度数もいろいろあって、最近では、アルコール度以外にも、カロリーや、糖質を表示するようになりましたので、選ぶ時の参考にすると良いと思います。
ただし、いくらダイエットビールと言っても、飲みすぎてしまったら、トータルのカロリーは多くなってしまいますので注意が必要です。



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