病気の予防
歩行


 最近では、健康ヲ考えると、1日に1万歩歩くと良いと言われますが、それは、どういう理由からでしょうか。
人間が、1日に取るカロリーは、平均2200キロカロリーと言われています。
ところが、普段の生活に必要なカロリーは、1300キロカロリー強です。
そのほか、買い物をしたり、運動していれば700キロカロリーほど消費されます。
そこで、2200キロカロリーから、1300キロカロリーと700キロカロリーをひくと、200キロカロリーが残ってしまいます。

 たかが200キロカロリーと思うかも知れませんが、これを、脂肪に換算すると100キロカロリー当たり、11グラムに相当するのです。
わずか11グラムと思われる方もいるかと思いますが、これが、積もり積もると肥満の原因になってしまうのです。
人によって個人差はありますが、30分(約5000歩)歩くことによって、約100キロカロリーが消費されます。
そこで、1時間歩くと、当然、200キロカロリーが消費されることになります。
ですから、1日1万歩歩くということは、肥満防止2も役立つと言うわけです。

 最近では、いろいろなダイエットをうたったサプリメントも市販されていますが、一時的に体重を減らしても、それを維持することは難しいだけではなくて、栄養障害を引き起こす危険性もあります。
やはり、きちんとした食生活を心がけ、それにプラスして運動を取り入れることが大切です。
食事で体重を減らし、さらに、運動で脂肪を筋肉に変えて、基礎代謝を上げることにより、太りにくい体質にすることが理想です。



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