病気の予防
足裏診断法


 人間の体には、脊髄反射と言われる反射弓があり、その基本になるのが、リフレクソロジー反射学と言う学問です。
人間の体の各器官や臓器に相対するポイントが、足や手、顔にあります。
足で言うと、足の裏には反射区というのがあり、足をそろえて親指の先を頭と考えて、体を足に重ねてみると分かります。
この診断法では、変化の現れている部分を優しくモンであげるのが特徴です。

 では、まず色からです。
親指が赤くなっているときは、精神的にかっかしています。
このようなときは、血圧が高くなっている可能性があります。
 そして、足の裏が全体に赤くなっているときは、胃腸全体が炎症を起こしている可能性があります。
色が紫の場合には、対応する臓器の血液循環が悪くなっている可能性が高いです。
黄色っぽい場合は、肝臓の機能が落ちて、体に疲れが貯まっている証拠です。
全体が白っぽい場合は、貧血ぎみのときが多く、エネルギーが不足して気力が落ちています。

 次は、しわです。
浅く長いしわは、しわの場所に対応する臓器や器官に、慢性的なトラブルがあることが多いです。
短く深いしわは、頭痛や胃痛、腰痛、急性のトラブルがあって、それが潜伏していると考えられます。

 今度は、角質ですが、これが、厚くなっていると問題が多いです。
かかとは、大腸や骨盤の中の臓器にトラブルがある場合で、便秘や下痢、痔などが考えられます。
親指や小指の付け根に角質がある場合、親指は首、小指ならば肩甲骨が凝っています。
人さし指と中指の間なら、目が疲れていることが多いです。

 最後は、足の臭いです。
ゴムが焼けたような臭いなら、いらいらして、怒りが貯まっています。
ぬれ雑巾のような臭いは、大腸にストレスがかかっています。
カルメ焼きのような焦げた甘い臭いは、糖尿病の可能性が高いことがあります。
酸っぱい臭いは、自律神経のバランスが崩れています。
便のような臭いは、タバコの吸いすぎから肺癌まで、肺のトラブルがある場合が多いです。



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