歩く時のコツは、以前にもお話しましたが、今回は、ダイエットや生活習慣病の予防など、健康のために歩く場合のお話です。
健康のために歩く時は、ただ右足と左足を交互に動かして、足で体を運ぶのではなく、進みたい方向に重心を移動させ、その動きを足で支えることが大切です。
足だけで歩こうとすると、筋肉が局所的に使われ負担が大きくなり、疲労も蓄積して、足首やひざ、腰などを傷める原因になります。
路上を歩くときは、1本の線の上を歩くような頭の中にラインをイメージし、足の親指と小指の真ん中で、そのラインを捕らえるのが良い歩き方です。
慣れないうちは、バランスが取りにくいと思いますので、太めのラインをイメージして歩くようにすると良いと思います。
その時の呼吸は、はっはっすっすっと、リズミカルにし、手は軽く握り、ひじを軽く折り曲げ、腕の振りでリズムを取ります。
無理は絶対禁物で、始める前の準備運動、終わった後のストレッチや、暑い季節には、給水の準備も忘れないことが大切です。
最初は、週に3回くらいのペースで、無理せず楽しく、健康のためには長く続けることが大事です。