目と耳・口の中の病気
糖尿病性網膜症


p>  糖尿病は、中高年世代にとっては気になる病気の1つですが、現在、国内での糖尿病患者は約740万人で、その約4割に糖尿病性網膜症があると考えられています。
50代から60代の糖尿病患者のうち、約300万人が発祥し、毎年、約3000人が重篤な視力障害に陥っていると言われています。

 糖尿病性網膜症の発祥のメカニズムや、進行、治療の現状は、糖尿病歴が長くなると、発祥の危険性が、より高くなります。
糖尿病にかかってから15年では、約5割の人が発祥します。
中でも、40歳未満で糖尿病になった人は、65歳以上の人より2倍も増殖性網膜症になりやすく、重症化するスピードも速いのです。
また、高血圧や高脂血漿がある場合は、発展や発祥も早くなってきます。

 この病気は、困ったことに自覚症状がなく、視力に影響のない単純網膜症や、危険な状態の1歩手前の増殖性網膜症、あるいは、血管新生が見られる増殖性網膜症へと進行して行きます。
血管新生が見られる増殖性網膜症では、急激な眼内出血や網膜剥離などに繋がって行くことが多いと言われ、失明など重篤な視力障害を起こす危険があることから、特に注意が必要です。

 しかし、早期発見で視力の維持や回復も可能ですから、糖尿病対策として教育入院をお勧めします。
入院は、約2週間で知識を学び、食事療法や運動療法が体験できます。
糖尿病患者は、予備軍と呼ばれる人を加えると1620万人に達すると言われています。



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