最近の子どもに、低血圧が見られることが増えてきていますが、その低血圧は、慢性疲労のサインのことが多いといわれるようになりました。
そして、その症状は10歳頃から顕著になり、学校も遅刻や、休みがちになります。
そうなる前に治療を開始すべきだと、専門家は言っています。
子どもの慢性的な疲労は、心身症や自律神経失調症として症状が現れます。
急に立ち上がったときや、長時間立ったママのときに、血圧や自律神経の調節がうまく行かない起立性調節障害と診断される場合もあります。
親は、疲れて頭が痛いと感じている子どもの3分の1程度しか、そのことに気がついていないのです。
他の親達は、夜るおそくまでゲームなんかで遊んでいるからと、子どもの疲労なんか考えもしないのです。
一方、子どもの方も親にあれこれ言われたくないので、ついつい黙っているのです。
しかし、小児科を受診した小学校の高学年から中学生の約5パーセントが、慢性的な疲労症状を伴っていると言うことが分かってきました。