赤ちゃんに多い病気
皮膚のトラブル


最初は、オムツかぶれです。 オムツを当てていると、どうしても、その部分が蒸れてしまいます。 すると、赤くなったり、ひどくなると、ただれてきます。 これを避けるには、やはり、まめにオムツを取り替えてやるとか、清潔を保ってあげるしかありません。  それと、オムツかぶれに似ているため、間違えやすい病気に皮膚カンジタ症があります。 カンジタと言うカビの1種によって起きるもので、赤くなるだけでなく、膿疱と言って、少し膿を持ったようなものができます。 これは、オムツの範囲だけでなく他にも広がっていきます。 この病気に、ステロイド剤を使うとカンジタ菌を反って増殖させることになりますので注意が必要です。 普通のオムツかぶれは、1週間ほどで治りますが、それ以上続いたり広がっていくような場合は、やはり、専門機関で診てもらうことが必要です。  次に、赤ちゃんのあせもについてです。 あせもは病気ではありませんが、暑い季節にはなかなか大変で、主に、首の周りにできるのですが、パウダーを軽くつけ清潔を保ってあげると、間もなく治ります。  最後は、みずいぼです。 みずいぼが1番多いのは、幼児から学童です。 これは、プールが発達してから増えたと言われているくらいで、裸で接する機会が多い時にウイルスによって増えるもので、プールの水や、タオルなどで移ることはありません。  2〜3個の場合は、少し痛いですが、つまみ取ってしまうのが1番早い治療法です。 数が多い場合は、やはり、薬を使うことになります。



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