病気ではないが、健康とも言えない中間の症状を未病と言い、専門家が注目しているようです。
体調が思わしくないのに、健康診断の結果が正常だから大丈夫と考えている人は案外多いのではないでしょうか?
未病は、健康を損なう兆候と考えられることが多く、重病が潜んでいる恐れもあります。
この際、生活習慣を改めるきっかけと考えてみてはいかがでしょうか?
未病を広く考えると、高血圧や糖尿病、肥満なども含めて、どうつき合えば良いのでしょうか?
突然めまいかな、おかしいななどと感じたら、まず未病を疑ってほしいと思います。
未病の主な症状と考えられている病気は、次のように言われています。
全身がむくんだら→尿に大量の蛋白質が出るネフローゼ症候群、重傷感染症や腎炎、心不全、肝硬変、甲状腺機能低下など。
尿の量が多くなった場合→糖尿病や心意性の病気、脳の病気、腎臓機能低下など。
顔がむくんだら→甲状腺機能低下や鉄欠乏症の貧血、変成腎炎、副腎皮質ホルモンが過剰なクッシング症候群など。
だるさを感じたら→貧血や低血圧、肺結核、肝臓病、糖尿病、内分泌疾患、栄養障害、脱水状態、腎臓病、精神疾患、慢性気道症候群などが潜んでいる恐れがあると言われています。
健康診断では異常が出なくても、不快な症状を感じた場合は、未病を疑ってみることも大切です。