このコーナーは、昔の遊びを思い出して書いてみました。
また、思い出したら更新したいと思います。
☆にぎり→いい玉の数当て遊び
この『にぎり』と言う遊びは、数人が手の中に、びい玉ヲ隠し持っておいて、それを、自分の隠し持っているものとたして数を当てる遊びです。
ちなみに、この辺りでは、『びい玉』は、『びん玉』と言います。
☆にゃき→びい玉の飛ばし遊び
この『にゃき』は、お椀くらいの穴を掘り、そこに何個かのびい玉を入れて、離れた所から、そのびい玉を外に出す遊びです。
出したびい玉を打って、できるだけ遠くに飛ばしたり、穴の中のびい玉を全部出すと勝てる遊びです。
遊び方は簡単ですが、線を引いたり、距離を離したりして、結構技術が要る遊びです。
☆ぱんこ→めんこ
これは、めんこヲできるだけ遠くに飛ばしたり、ひっくりかえしたりする遊びです。
昔は、アニメの主人公や、お侍さんがついためんこが多かったように思います。
ちなみに、この辺りでは、『めんこ』のことは『ぱんこ』と言います。
☆にっき→タンマ タイム
この『にっき』は、今で言う『タンマ』です。
確か、じゃんけんの『チョキ』を出すのではなかったかと思います。
☆おじゃみ→お手玉
この『おじゃみ』は、運動会などで、玉入れをしたり、鈴わりをする時の『お手玉』です。
昔は、米の炒ったものや、小豆や大豆を中に入れたことでした。
☆けりこ→おはじき
この『けりこ』は、直径が1〜2センチほどのガラス製の『おはじき』のことです。
適当に並べて、その間をおはじきを打って通り抜けたり、お互いを打ち合って取り合いをする遊びです。
☆首っちょ→野鳥を取る仕掛け
この『首っちょ』は、『野鳥を取る仕掛け』のことです。
作り方は、ばねになる竹などを、地面や、斜面にさします。地面には穴を掘って、野鳥の好きな木の実などを置いておきます。
野鳥がその餌を直接取らないように、枝などで囲いをして、入り口だけを開けておきます。
入り口から入ると、仕掛けのばねが反応して、野鳥を挟むようになっています。
単純な仕掛けですが、子どもの頃はお互いが腕比べをしたものです。
☆こばん→虫かご 鳥かご
この『こばん』は、昆虫や野鳥を入れる『かご』のことです。
昔は、このこばんも手作りでした。
☆うえ→うなぎをとる仕掛け
この『うえ』は、『うなぎをとる仕掛け』のことです。
この辺りでは、『うい』とも言います。
子どもの頃は、うなぎが入るくらいの木や竹製の長方形の箱に、入り口にベンノようなものをつけて、うなぎが入ると出られないような仕かけを作ったものでした。
水が、とてもきれいでしたので、結構入ってくれました。
☆ぷっしゅん→ばね製の突き棒
この『ぷっしゅん』は、泳いでいる魚を突きさす道具の一つです。
親指くらいの直径の竹に、ばねと引き綱、それに、とばすための金の棒をつけて、手元のレバーを引いて、その金の棒を飛ばして突きます。
ちなみに、三つまたになっていて、そのまま突いて取る道具は、『金突き(かなつき)』と言います。
☆ぶんや→ゴム銃
この『ぶんや』は、飛んでいる野鳥を落とす道具です。
手で持つ本体の先に、両端からゴムをつけ、真ん中に弾(石ころなど)ヲはさむ革をつけて、その革に弾をはさんで持ち、野鳥などが来ると、そのゴムをひいて飛ばします。
☆チューブ→ゴム飛び
この『チューブ』は、自転車などの古タイヤを輪切りにし、それを長く繋ぎ合わせて遊びます。
だんとびをしたり、縄跳びの代わりにもして遊びました。
☆どんま→馬飛び遊び
この『どんま』は、『馬飛び遊び』のことです。
一人が向かい合って立ち、その股の間にもう一人が首を突っ込み、何人もつなげて、何人分飛び乗れるか、また、何人で馬がつぶれるか競う遊びです。
☆じゃんけんほい→じゃんけんぽん
この『じゃんけんほい』は、じゃんけんをする時にかける言葉です。
☆ヤーノーウン→綱引きのかけ声
この『ヤーノーウン』は、運動会の綱引きなどにかける言葉です。
地域によって、かなり違っているようです。
☆がめん→水中めがね
この『がめん』は、水の中で使うめがねのことです。
ちなみに、がめんが曇ると、近くのよもぎの葉っぱヲ取ってきて、その葉をもんで汁を絞り、がめんにつけて曇りを取りました。
☆しゅうびん→飛び込み
この『しゅうびん』は、高い所から頭から飛び込むことです。
子どもの頃は、どれだけ高い所から飛び込めるか競争しました。
ちなみに、腹から飛び込むことは『腹打ち』と言います。
この辺りでは、背泳ぎは『寝た泳ぎ』、クロールは『男泳ぎ』と言います。
☆えんこ→かっぱ
この『えんこ』は、実存する生き物ではなくて、子どもが深い所で泳がないように脅すための架空の生き物です。
地域によっては、『かっぱ』と言う所もあります。
ちなみに、川の深瀬は『ごんぶり』とか、『深んぼ』、『深んぶち』と言います。